2006年11月29日

貧すれば貪する3

門倉問題が勃発している。そもそもはFA権を確保した門倉が2年連続二桁勝利を盾に大幅昇給と複数年契約を望んだ。が、もともと複数年契約を認めず、最下位に終わっている球団は、当然のように単年微減の条件提示を行った。
同じものを見る両者の見方・考え方が異なっているだけで、よくある事象でしかない。この場合、解決に至るにはどうすればよいか?片方或いは両方が妥協する以外方法はない。そして、複数の選手と同じような原則で交渉している球団側の方が妥協の余地が少ないのもまた事実。あとは門倉が手元にある選択肢から最善のものを選ぶしかないわけで、今の状況は起こるべくして起きたといえよう。


門倉に対してやや感情的ともいえるファンの言動が目立つ気がする。確かに門倉は黒田でも小笠原でもない。ファンが泣きながら残ってくれとすがる選手でもないし、今までご苦労様、と皆が労うほどの選手でもない。
このまま下位に低迷する暗黒時代が続く限り、これからもきっと門倉のように「実力が志を上回る」人間の流出は続くだろう(門倉の場合はそこそこの実力が低い志を上回っている)。
となれば、ますますチームは弱くなる。門倉は先発投手だから、仮に今季彼があの成績でも、三浦が18勝して、土肥・吉見・那須野が二桁或いは二桁近く勝っていればチームは2年連続Aクラス!とかいって門倉にもそこそこの年俸が提示されていたかもしれない。そうなればこんなことにはならない。
一方、西武や阪神は、戦力として一定の大貢献をなしたエースが移籍して、チームの総年俸の数倍という金額を手にする。
結論は?三十を超えような「プチ実力選手」をいくら抱えたところで、「門倉の悲劇」は繰り返される。そしてこの悲劇はカネも産まなければチームの志気も上げない。となれば、付け焼き刃はやめて、王道に帰ろう。仮にトレードで補強に走っても、商売は「求めた方」が負けである。新人のスカウティングを徹底的に行って、2ー3年て結果を出す。思えば、今年の日ハムがそれではないか。そうすれば、相手が頭を下げて「この選手をください」という状況になるだろう。今のこの悪循環を断ち切るには、それしか思いつかない。


be_a_hero_in_akasaka at 13:59│Comments(3)TrackBack(0)06ストーブリーグ 

トラックバックURL

この記事へのコメント

1. Posted by SIMOON   2006年12月07日 12:58
多村-寺原のトレードについても分析お願いします。
2. Posted by 織田まさる   2007年02月23日 16:31
こんにちは。お久しぶりです。
相互リンクさせていただいております、「多方面興味関心拡大症」の織田です。

この度、ブログを閉鎖することになりましたので、連絡させていただきました。

新しいブログ(http://tekit-oh-zappa.seesaa.net/)も始めましたが、野球のカテゴリーには当てはまらなくなると思います。
よろしければ、新しいブログの方にも来てみてください。

長い間ありがとうございました。
3. Posted by パーマン   2008年02月14日 17:51
5 初めまして!!
門倉は巨人に行って結局結果が出ませんでしたね・・・(><)
逆に工藤は門倉とは違った活躍をしてくれました!!
門倉は横浜に残っていたら工藤くらいは勝てたでしょうかねぇ・・
これは去年の話ですが今年はどうなるでしょうかねぇ・・

この記事にコメントする

名前:
URL:
  情報を記憶: 評価: 顔