電撃的に仁志のトレード獲得が報じられた。このトレードの意味は何か?

当ブログでは、先日松井カズ獲得の大号令を発した。それはポスト琢朗の危機感からだった。強い二遊間を作りたいとの想いだった。

しかし、よく考えれば、このチームはそもそも二塁手がいない。終盤で藤田を使ったのは、将来を見据えた話というよりは、内川が完全に二塁手失格であるというだけの話である。大矢監督も既にその主旨の発言を出している。そうなれば、まずは来季序盤を考えても、ポスト琢朗よりもまず二塁手を探す方が先なのかもしれない。その意味でも松井カズ穫りは意味あるものであるが。

翻って読売。スンヨプの残留が一段落。小笠原が穫れればサード、二岡遊撃・脇谷二塁で充分。松井カズ獲得なら遊撃松井カズ・三塁二岡。いずれにしてもただでさえ持て余していた仁志は余る。

そしてここに来ての仁志の我が軍への放出。「とりあえず来季の二遊間は仁志と琢朗でなんとかなるだろ?仁志の高年俸の補償もしてやるから松井カズには手をだすな」という読売のメッセージ、そしてそれに対する我が軍の隷属を感じざるを得ない。

まさに貧すれば貪する。このままセ・リーグの楽天と化していいのか!フロントの真意を質す!

(追記)
まさか交換要員がいたとは!しかもそれが小田嶋とは!読売にも舐められたものです。せめて種田でしょう?