後半戦開幕の山形シリーズ、なんとも欲求不満のたまるゲームが続いた。緒戦は序盤の4点のリード。門倉の12球団勝利いよいよ達成か?

 野球はそんなに甘くない。

 このリードを守りきれずに5回早々で7点を取られKO。雨の中強行された試合、中断でリズムが狂ったかなんともやりきれない。しかし嬉しい鶴岡のホームランで2点差となると「ご当地」加藤が気合いの2回パーフェクト。如何にもできすぎの展開で7回裏に一気3点を奪い逆転してしまった。このままいけば加藤に勝ち星がつく。8回を川村、9回クルーンの必勝パターンに入る。

 しかし、野球はそんなに甘くない。

 2死を奪ってあと1人というところでアレックスにフェンスギリギリのホームランを浴びる。小池のジャンプのタイミングによっては獲れたのではないか、という微妙な当たり。もやもやは残る。そして当ブログでも再三指摘してきた牛監督の「川村1回限定登板」だが、明らかにガックリ来た川村に何とこの日は2イニング目のマウンドに立たせる。この続投は全く不可解。そもそも「1回限定」にこだわってきたのは牛監督、1度気持ちの切れた川村の続投は何を意味するのか。12回勝負を考えて木塚、ホルツを温存したかったのか。川相の犠打を挟む4連打で2点を失った。その後にホルツを出しても遅い。なんともちぐはぐなゲームであった。対するオレ竜、英智の投入のタイミング、5回の荒木の粘りがちの安打、川相の余裕のバント、岩瀬の完璧な抑え、やはりツワモノであった。

 2戦目、番長の好投、木塚、クルーン、そして川村の連投で相手は抑えきった。それにつけても内川小池の勝負弱さよ。延長の3回は全てサヨナラのチャンスがあった。しかし、オレ竜は塁を詰める敬遠を一度もあっさりとは行わなかった。

 敵はそんなに甘くはない。

 10回は無死2塁で佐伯と勝負して三振にとった後に種田を敬遠。1死1・2塁でいい当たりながらも内川が三直併殺。クルーンが表を抑えて期待が高まる11回裏は、無死で安打を打った万永をバントで送り1死2塁。ここで代打タカノリ。ここでも敬遠はなくタカノリを外野フライに討ち取って2死2塁としてからタクローを敬遠して小池勝負。誰と勝負をするかしっかりとわかっている。そして12回、3度目のサヨナラの好機である1死1・2塁も内川がまたも三ゴロ併殺。野球はそんなに甘くない。11回の2死からの岡本の投入などこの日もオレ竜が冴えた。

 そして今日は多村の復帰戦。土肥はまたも読売以外の相手に勝てなかった。

 野球はそんなに甘くない。

 7−0からまさかの佐伯の満塁本塁打で3点差。続く7回にもまたしても満塁で佐伯。

 しかし野球はそんなに甘くない。

 今度は内野ゴロで好機をつぶす。最終回も2点差まで来て走者三塁で多村。しかし今日2度目の三振でゲームセット。今日の多村は5打数無安打、3度の三ゴロと2度の三振。

 野球はそんなに甘くない。

 多村、自覚と責任感を持って早く復活してほしい。それにしても古木はどこにいったのか?内川といい、小池といい、多村といい、ライバルがこんな体たらくなのに。古木!甘すぎるぞ!


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