高木豊がこんなことを言っていた。「内川は将来の内野の要。レギュラーの獲れる左翼で楽をするな。石井琢が健在なうちに遊撃のレギュラーを獲れるくらいの立場に置くべき。左翼で楽をすると将来内野に入ったときのレベルの低下が怖い。せめて緊張感のある一塁を守らせ、佐伯をレフトに回すのはどうか」

 石井琢、種田のベテランはあと2〜3年。確かに内川は将来の内野の要となるだろう。外野の要多村、金城は健在。守れて打てる小池も出てきた。確かに内川は2〜3年後には内野にいるだろう。

 佐伯の調子が悪い。多村も欠場中である。そろそろ野手陣の再編を考える時期かもしれない。守備を重視されない佐伯・古木・タカノリあたりとの兼ね合いを考えると、こんな感じか。

 多村:センターラインの中軸。復帰さえすればあと5年はセンターを任せる
 金城:球際に強い。不動の右中間。
 小池:将来性も考えれば多村と金城の3人で強力外野守備陣を構成したい

 石井琢:あと2年か。2000本までは遊撃のレギュラーを守りたい。
 村田:守備力を考えれば三塁しかないか。
 種田:器用なベテラン。二塁の定位置だが、昨年同様外野や三塁など
    ユーティリティぶりを発揮してほしい
 内川:将来の内野の要。確かに内野で試合に出したい。

 佐伯・古木・タカノリ:守れる位置があれば試合に出したい。

となれば、
 二塁内川を軸に、一塁と左翼を種田・古木・佐伯・タカノリの調子のいいもの、という位置づけに変えるのか。二塁は当分種田でよければ(彼には5番打者という役目に専念させるためにもこの段階での守備位置転換はよくないかもしれない)、一塁内川も面白い。いずれにしても、多村不在の間、少し動きがほしい。



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